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ルルたん、スザルルが大好きすぎて作ってしまったノート。Knight Cageの活動とか思ったこととか・・・。ただいまホームページが消えてしまったので、ブログのみの縮小運営になっています。
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スザ誕、ルル誕などUPする間もなく、とうとうアキト最終章上映の日が来てしまいました!
↑Twitterをフォローしてくださっている方は、こちらの様子はすでにご覧いただいていると思います。
インテの方も、スペースを訪ねてくださった方には、本当に本当にありがとうございました!!
こちらについては、また改めたいと思います。


とりあえず、アキト第5章というか、最終章!!!
第1章から4年…アキトの話が公式様から出だして早7年…。
長かったような短かったような。
それがついに完結!!
コードギアスを愛するファンとして、さみしいけど、これほどうれしいことはありません!!
みんな待ち望んでたことだもん。制作者様側もファンも。

大阪なんばの上映が、9:10からと早い時間からの上映だったので、1分1秒でも早く見たかったので、朝5:30に起きて準備して初日の昨日、行って来ました!!

とりあえず、映画館オープン前から並んで、物販列13番目。
ということで、欲しかったグッズやパンフレットは、ばっちり手に入れてきました。

ジュリアスの眼帯が、私のすぐ後の方の人で完売。
早いよ、完売!!
東京の方も10分程で完売だったそうですが。
大阪なんば、20~25個くらいしかなかったんじゃないかな??
いやあ、Twitterとかでも、あれどうやって使うの!?って感じだったのにもかかわらず、やっぱりみんな眼帯買うんだよね! そういう私も買っちゃったわけで(笑)
リボンの紫色が思った以上に綺麗な色で、気に入っています。

あ、ちなみにジュリアス様の眼帯の使い道、ざっと考えたので書いておきます。
(ものすごく間違った使い方の例)

①ウエストベルト(ミニエプロンかストール感覚でスカートやワンピースのアクセントに)
②斜め掛けしてみる。ミニポーチに改造できるなら、それもかわいい。
③ジュリアス様のイラスト入り台紙と共に壁に飾る。
④お風呂場あたりに置いておく。(セブン様のマントっぽい生地と一緒に置いておくと、個人的に激しく萌え)
⑤いたるところに置いて、ジュリアス様の存在を意識してみる。
⑥ペンダント代わりに首に巻きつける。
⑦普通になりきりアイテムとして、眼帯として使う。
⑧アイマスクとして使用。(生地部分が小さいので微妙に光が入ってくる)
⑨カバンに巻きつけてみる。

ということで、⑨のカバンのアクセサリーとして、使ってみました↓
どう?(笑)
けっこう友達には好評で盛り上がったよ。



ではでは、アキト最終章の感想やら考察など、書いてみたいと思います。
ネタバレを多く含むので、隠しページにしますね。

右下の「つづきはこちら」をクリックしてください。
(ケータイの方は、そのまま文章が表示されているようなので、要注意!)









↓ここからアキト最終章の感想やら考察です。


今から書くアキト最終章についての文章は、個人的に思った事や、友達と語って納得したことなどです。
かなり個人的な偏った意見だったり、趣味にはしった内容です。
特に腐女子的視点(スザルル)発想も多いので、注意してくださいね!!そういうのが苦手な方は、読まないようにお願いします。
現時点で、事前に発売されたぴあなども読んでいないし、他の方の感想なども読んでいないしで、3回観てきたけど、思い違いもあると思いますので、どうぞご了承くださいませ!




アキトの最終章、おおざっぱにストーリーを書いちゃうと、
第4章のラストで攻撃されたユキヤくんは奇跡的に無事助かり、ワイヴァン隊に新しくアシュレイも入隊。メンバーが揃ったところで、攻撃してきたシン率いる騎士団たちを迎え撃つ。
レイラのギアスは、「ギアスのかけら」だった。
その力によって、BRS(ブレイン・レイド・システム)で精神的に融合していたアキトをはじめとするワイヴァン隊のメンバーどころか、いろんな人の精神も融合していく。そして、過去さえも書き換え、時空まで超える数々の奇跡を起こしていく。
アキトとシンの肉弾戦の後、シンを心から愛し、彼の暴走を止めようとした騎士のジャン(ジャンヌ)によって、シンは撃ち抜かれ、物語は終焉に向かう。
レイラの奇跡は、独裁政治を行おうとしていたスマイラス将軍を滅ぼし、また市民による共和制に戻り、レイラはユーロピア共和国を陰ながら救った奇跡の乙女になる。
その後、レイラは今までの生活のすべてを捨てて、愛する仲間たちと一緒に幸せに暮らしていく。
シンに幽閉されていた天才軍師のジュリアスキングスレイとナイトブラウンズの枢木スザクは、ブリタニア本国の皇帝陛下シャルルの元にへ呼び戻されることになる。
…だったように思うのですが!

ポイントを箇条書きで、思ったことを書いていきます。

1.幽閉されたスザクとジュリアス(ルルーシュ)

実は、いろんな本などのネタバレは避けてきたのですが、前日配信の上映冒頭10分を観てしまいました!
配信を観て、またもやルルーシュ(ジュリアス)がスザクに水を要求しているところで、ちょっと笑ってしまった。(ほほえましくて)
スザクがルルーシュのために水を汲んで差し出したところも興味津々!
スザクっておそらく、列車乗ってる時から、毎日毎日、これやってたんですよね。たまにいじわるして、お水あげなかったりもしつつ。
その時のスザクの気持ちを考えると、もう!! 
ものすごく複雑な気持ちになっちゃいます…。

でも、なんだかんだ言って、ちゃんと今回、お水あげてる。
ルルーシュが10歳の時の無垢なルルーシュに退行しちゃってるから?? 
スザクも大好きだった10歳のルルーシュに罪はないもんね。

でもでも!!

首を絞めた!!!!

きえーーー!!!!!思わず、変な声出しながら椅子から立ち上がっちゃったわよ!!

いきなり、ルルーシュの首をスザクが絞めた!!!!!!

お水あげた瞬間、スザクが、不穏なオーラを背負っていたから、まさか、って思った。
お水を受け取って嬉しそうにしているルルーシュを、いきなり押し倒したり、突き飛ばしたりなんてしないよね??と思っていたら、さすがの公式様…!!!!!!やっぱり、想像の上をいかれた…。
そして、このシーン、薄い本で何冊か読んだ!!!まさに腐女子の夢、腐女子の考える世界。
それをまさか映像化してくださるなんて!!!あぁああああああああああ!!!!

でもって、首を絞められてもルルーシュ、笑ってるの!!!まるでなにされてるかわからないって感じで。いや、むしろ、うれしいの??
その表情が、憎しみの瞳をしたスザクと対照的で!!!!!!
そして、次に…

「…俺を殺せ…スザク」

その声は、17歳の正気なルルーシュの声。
スカーフが外れた左目は赤く光り、涙が流れて…。

このセリフと、これの後の、手をゆるめたスザクが言ったセリフ
「迎えに行こう、二人で…ナナリーを迎えに行こう」
の意味を考えだしたら、その日の夜は眠れなくなってしまいました!!!!!!

「…俺を殺せ…スザク」
これ、ものすごい重大なセリフだよ!?
このセリフを、この時点で言った…ルルーシュがこの時点で、ナナリーが生きているのか死んでいるのかもわからない状態で投げ出して、覚悟して言ったの!??????
だったら、ゼロレクイエム前に「約束通り、俺を殺せ」って言葉が、スザクとルルーシュの心の中で大きく変わってしまうんじゃないでしょうか!?
ルルーシュにとって、ナナリーの存在とは!????
もしかして、ちょっと自分が思っていたのと、ルルーシュの気持ちは、また違うのかもしれない…!????
天と地がひっくり返るレベルに私は動揺してしまいましたっ。

R2でルルーシュが、ゼロレク計画を初めてスザクに話したときに「俺を殺せ」っていったのだったら、スザクは、きっと怒ったり反発したり、別の方法を考えようと言って、何度もルルーシュを説得したんだと思う。
だけど、この、アキトの時点でルルーシュは「俺を殺せ」と言っていた。
この時、スザクは、あまりの驚きに我に返り、首を絞める手をゆるめ、何も言わなかった。
ルルーシュが、すぐにまた10歳に戻ってしまったせいもあるんだろうけど、悔しそうに「クッ…」と漏らしただけだった。
心の中では激しく怒っていたんだろうか? 自分の望むものは、そんなのじゃない!!と叫んでいたんだろうか?
この「俺を殺せ」という言葉を、この時点で聞いてしまったスザクは、この先、R2で、どれほど苦しんだんだろう?
そして、ゼロレク前に、もう一度、この言葉を聞いたスザクの心は、どんな気持ちだったんだろう…。
もしかしたら、一度聞いていただけに、ナナリーを失ったルルーシュを殺める覚悟をするのは、意外と早かったのかもしれない!???

ルルーシュは、感情にまかせて「スザクを殺せ!」と言ったことがある。
だけどスザクは、一度も「ルルーシュを殺す」っていったことがないんだよね。
遠まわしに「人(ルルーシュ)を殺したいと思うほど憎んでいる」と言ったり、「ゼロを殺す」と言ったことがあるけど。
ルルーシュは、憎い。
だけど、スザクが本当にルルーシュのことを「殺したい」と思っていたんだったら、1期25話目で銃で撃ち殺していたはず。だけど、殺さず、捕えて皇帝の前に突き出した。
間違いなくスザクは、ルルーシュのことが大好きだ。
大嫌いなのは、ゼロなのだ。
叶うのなら、ゼロを殺して、元のルルーシュに戻って欲しいと、何度も願い思ったのではないんだろうか?
だけど、今回のアキトでゼロの記憶を失くしたジュリアスや、ギアミュでは、それが叶ったのにもかかわらず、ゼロの記憶がないルルーシュは、スザクの望むルルーシュではなかった…という切ない話に繋がってゆくんだけど…。
この部分を語りだすと恐ろしい長文になりそうなので、今回はやめておきます。

ということで、話は戻るけど、
「俺を殺せ」と言い、10歳に戻ったルルーシュにスザクは、呟く。
「迎えに行こう、二人で…ナナリーを迎えに行こう」

ちょっと、まてー、スザクさん!!
これ、本気でそんなこと思ってないでしょ!?
この言葉は、あきらめの境地の言葉だと、私は思ってしまった。
10歳に戻ったルルーシュをどうやって、ナナリーの前に差し出すの?
そんなことできるわけないやん。
ジュリアスのお付になってから、ストレスが半端なかったスザクの心は、相当追い込まれているんだと思った。
10歳の無垢な大好きなルルーシュを前に、スザクは、もうこのまま二人で、この隔離された牢屋の中で一生、一緒に過ごしてもいいと思ったんじゃないだろうか?
守られた二人だけの空間、二人だけの世界。
そう思っていないと、まっとうじゃないルルーシュを前に「迎えに行こう、二人で…ナナリーを迎えに行こう」なんて、言えるわけないよ?

なんで、そう思ったかの理由のひとつに、ラストシーンにもあったのですよ。
ラストシーン、まるで事後!?(笑)と疑いたくなるような、ラブラブいや、仲良しスザクとルルーシュが見られたのです。
スザクの肩にもたれかかって、安心した顔で、うたた寝するルルーシュ。
それをわざわざ、片膝立てて支えてあげる、超リラックスした穏やかなスザク!!!

なにこの、幸せそうな二人!!!!!!!

このシーン観たら、スザクは、退行ーシュとの二人きりの牢屋生活をまんざらでもないって思ってそう。

いや、もしくは、この精神が不安定で10歳にまで退行してしまったルルーシュを正気に戻せるのは、もう今のナナリーしかいないと思ったから、ナナリーを迎えに行こうって言ったの????
ナナリーの生死がわからない状態なのに、ルルーシュはナナリーのことを、言い方は悪いが、投げ出して、「俺を殺せ」と言ってしまった。
そんなの、ルルーシュじゃない!!
そう思うと、どれだけ、ルルーシュが精神的に追いつめられて、一瞬でも死んでいいと思ったのか…考えただけで辛いです…。

もうこれ、夜中に考え出して、ほんと眠れなくなったのよ!!!!!
このルルーシュは、普通じゃない。正常じゃない。

重いよ…
この二人、スザクとルルーシュの関係、ものすごいハードすぎて…。
もう言葉がありません。

そんなルルーシュに、一筋の希望である「ナナリー」を迎えに行こうと呟いたスザク。
だけど、おそらくこのセリフを聞いた10歳退行ーシュは、ますます嬉しそうな顔をして、大好きなスザクに抱きついたんじゃないだろうか?(笑)
人生とはうまくいかないものなのですね…。

アキトは、R2が終わった後の、後付けの映画だから、その後に描かれた事案がひっくり返ってしまうのは仕方ないけど、ほんともう一度、本編を見て、いろいろと考え直したい!!!と思いました。

2.ワイヴァン隊に新メンバーとユキヤの復活

まさかのアシュレイちゃんがワイヴァン隊に入隊!
やっぱり、野生の男は、仲間(シン)の裏切りが一番許せないんだろなぁ。
アシュレイみたいな野生児は、仲間を一番大切にするから、そういう結束で固まっているワイヴァン隊が、本能で気に入ったんだと思う。
そして、アシュレイちゃんの野生っぷりは、敵陣にいるジャンの部屋に堂々ともぐりこんでいるところでも発揮されている(笑)
この足音も立てず、あの勘の鋭いジャンの部屋に潜り込むって、どんだけ人間離れしてんの!?
アシュレイちゃんすごいよ!

そして、ジャンの均整のとれた美しい真っ裸を見ても、まったく動じないアシュレイちゃん!
ここのシーン、一緒に映画を観た友達が、アシュレイちゃんも「スザクと同じ種類の人なのかな?」って言ってましたが(笑)
アシュレイちゃんは、スザクみたいに女性経験が豊富というわけじゃなくて、むしろ逆で、まだ心が子どもっていうか、ジャンは一緒に拾われて育った仲間という、完全に兄妹か家族っていうくくりだから、ジャンのことは女として見ていないんだと思ってしまいました。

そして、ユキヤくん、無事に手術が成功して目覚める!
その時のユキヤくんが言った「マリコとシンジが教えてくれた」って、マリコとシンジって誰やねん!(笑) 
まぁ、昔、仲間だった子たちなんだと思うけど。
「僕たちだけが世界を守れる」とか「やっとわかったんだ…(中略)…世界を愛せるよ」とか、もう一体、ユキヤくん、6日間、寝込んでいる間に、一体何があったんだよ!?(笑)
ものすごい壮大な夢を見てたんだねーって思うんだけど、もしかして、これも一種のレイラのギアスが発動していたって話になるんでしょうか?

とにもかくにも、あの、人を憎んで生きていたユキヤくんが、ちゃんと世界を愛する方向で歩んで行けるようになったのは、希望があってよかったです。

それにしてもユキヤくんは、R2でフレイヤを発射したスザク並みに、恐ろしいことしちゃったけど、メンタル強いよなぁ。
というか、スザクは、無理やり自分の意志と反してフレイヤを撃ってしまったので、精神壊れる寸前になったのは、仕方ないと思うけど。
ユキヤくんは、大切な仲間を守るためにやったことだから、迷いもなく強いのかもしれない。

3.守りの堅かったヴァイスボルフ城

まさかのヴァイスボルフ城が、仕掛けだらけで、ここは忍者屋敷か!???みたいなノリでした。
仕掛けが、串刺しとかあって、いかにも中世時代に拷問を極めたヨーロッパ臭くて、えぐいなぁと思いつつも、数々の防御のアイディアに感心してしまった。
指示を出すときや死傷者が出るたびに、ためらい、眉をひそめるレイラちゃんの人柄が出ていてよかった。

そして、攻め入るシンの部隊たち。迎え撃ち、戦うアキトたち。
もうここの動きの映像はすごかった!!!!!
瞬きしている間にどんどん状況が変わっていって。
一瞬、まばたきして、リョウの声が聞こえると思ったら、リョウの姿はすでに画面が変わって消えていた…ってくらい1秒1秒、見逃せない!!!
本当に素晴らしい戦闘シーン、3D映像でした。
世界最高レベルのアニメ映像が観られて、感動でした!!!!!

4.シンとアキトの兄弟の関係。シンの本当の心

シンが、世界を滅ぼしたかったのは、愛する人たちをこの世界の苦しみから解放してあげたかったから…と知って。
めちゃくちゃ繊細で心優しい人やったんや!!!!シンお兄様って!!!!!!!
けっこう衝撃でした。
いや、これって、とんでもなくものすごくものすごく歪んだ考えで、危険だけど。

シンがギアスで殺してきた人たちって、シンが愛する人たちだったんだ。
そうか、アシュレイちゃんも殺されようとしてたよね。ってことは、アシュレイちゃんもシンに愛されてたのね!よかったね、アシュレイちゃん!って思って、ふと、あれ??アシュレイちゃんは、ギアスではなく爆弾で殺されようとしてたから、愛されたわけじゃないのかな!?と気づいてしまった(笑)
どっちなんだろう?

シンとアキトの過去の関係や心の交流は、レイラのギアスや、シンがよく見る亡霊!?を交えて、上手く描かれていました。
レイラのギアスの力なのか、シンの幻想なのか、けっこうわからなくなるんだけど。
そこのところ、初見の時、混乱して、レイラのギアスの意味も、ちょっと理解できなかったんだけど、2回観たあと、やっとわかったかなって思いました。
それについては、次のところで書きますね。

5.レイラは、本当に奇跡の乙女ジャンヌ・ダルクだった

ランドル博士が、BRS(ブレイン・レイド・システム)の理論を語ったとき、まさに、ぽかーん顔したレイラちゃんと同じ心境だった私(笑)
ランドル博士が叫んでいたペンローズ効果とか(企業とか経営の話の方じゃなくて、おそらく特異点理論とかの方の話だと思うんだけど)、それ考えだしたら、ホーキング博士とかアインシュタインのことまで勉強しないといけないので、自分に考えるな、感じろ!と言い聞かせている状態です(笑)

要は、もともとBRSで、アキトを中心に精神が繋がっていたワイヴァン隊のみんなのほかに、レイラのギアス「ギアスのかけら」が加わったことで、いわゆるレイラがアンテナみたいになって、関わっているみんなBRSで繋がり出した。
もちろん、シンも。
だから、アキトとも精神面でリンクしだした。
そのレイラの力は、いろんな人の精神を呼び出すこともでき、その強力なBRSで繋がった力は、過去も書きかえ、時空さえも超える。
繋がって欲しい人の精神もつなげて、会話させることもできる。(このあたり、シンの見た亡霊とごっちゃになりそうになった)
実際、皆殺しになった司令塔のみんなが、なかったことのように時間が戻り、生き返った。
ラストの方も、アシュレイちゃんの乗ったナイトメアが、時空を超えてスマイラス将軍の元に飛ばされた。
レイラちゃんの意識か潜在的無意識なのかわからないけど、それらの奇跡は、すべてレイラが願い望んだもの。
レイラの力が発揮されている時は、青い光の雪が降っていたように思う。
レイラは、その力によって、百年戦争のフランスを救った乙女ジャンヌ・ダルク同様に、ユーロピア共和国を独裁政治から救い出し、奇跡の乙女になった。
…って解釈しちゃったんだけど、これで合ってるのかな???

余談ですが、
前にも書いたと思うけど、私、小学生の時からジャンヌ・ダルクが大好きで、絶版になったジャンヌの本なども集めていたりします。

ジャンヌ・ダルクも不思議な奇跡をいろいろ起こしています。
ジャンヌ・ダルクは、自ら剣で戦うことはなかったようですが、戦地に赴いて、旗を振って軍隊の指揮をしました。 
レイラと同じですよね。
そして、歴史上では処刑されたことになっていますが、のちに出版された本の中には、部隊のお付だった少年と一緒に逃げることができて、幸せに暮らした、というお話もあったりします。
それは、あくまでもフィクションだと思うけど、ふと、今回のレイラとアキトのことを思いました。
レイラちゃん、第3章でアキトから「ここでの経験が、司令にとって必要になることはありません」って言われてたけど、その生活を選んじゃって、大丈夫なんだろうか!?(笑)
そして、さすがにレイラちゃんのお友だちや周りにいた子たちは、おそらく貴族のお嬢さまが多いと思うので、あの生活は選びませんよね。
でも、たまにアンナは、遊びに来たりするのかな?

ちなみに、ジャンの本名が「ジャンヌ」というのは、一文字取ったら男の名前になるから付けたのかな?とか。
この話のベースの一部がジャンヌ・ダルクに関係していることを、ひそかに視聴者に意識させるためかな?とか、いろいろ考えてしまいました。

レイラの「ギアスのかけら」の力って、心を繋げた仲間たちとの膨大な繋がりによって起こる奇跡なのかな?
あるいは、自ら望む希望や願いを叶えてくれる力?
シンみたいな歪んだ想いじゃなかったら、叶うんだろうか?

時空の管理者が言っていた、「ギアスは、人には過ぎたもの。でもレイラがそうでないと証明できるきっかけになるかも…」って言葉で、ハッと気づいたことがあります。
可能性を追い求め、心が歪んでいないレイラのギアスが、希望や願いを叶えるものなのだとしたら。
そして、ルルーシュがゼロレクイエム前にスザクに語った「ギアスとは願い」という言葉。
ルルーシュは、明日という可能性を求めた。希望や願いを込めて。
ルルーシュは、戦いによって罪深いことも重ねたかもしれないけど、ゼロレクイエム前に、その「ギアス」の真意に気づいた人なのだ。
ルルーシュのギアスは、シンと同じように人の心や考えを捻じ曲げるものだったけど。
でも、もし、時空の管理者がルルーシュの前に現れたとしたら、「あなたは、シンとは違う。レイラと同じ、可能性を求め、ギアスが希望と願いに満ちたものだと気づいた人間だから」ってきっと言ってくれると思った。

ギアスは、希望であり願いである――
ルルーシュとアキトの物語の中で、この共通点に気づいた時、コードギアスの中の「ギアス」のテーマが、ルルーシュの時もアキトの時もまったくブレず、描かれていることに、深く感動してしまいました。

やっぱり、コードギアスってすごいよーーーーーー!!!!!!
スタッフの皆様、ほんとうにほんとうに大切に素晴らしい作品を作ってくださってありがとうございます!!!!って叫びたくなりました。

あ、レイラのギアスは、過去も変えることができる…ということは、「レイラちゃん、ルルーシュを生き返らせてよ~」って思わず、映画館でつぶやいてしまったんだけど。
レイラちゃんが、ルルーシュが生き返ることが、人々の希望と願いに繋がると思い、能力を発揮することができれば、ルルーシュは生き返るのかも!????
いや、でもそれは、ルルーシュファンの願いであって、生き返ることは、けっしてルルーシュの本意じゃないんだよね…
しょぼん…

6.愛のために

シンとアキトが肉弾戦になり、BRSとレイラのギアスが作用して、お互いの心が交流するシーンや回想シーンで、シンがギアスをかけて死んだ母親に向って涙をこぼしながら、「これで母さんは苦しまなくていいんだよ」ってシーンと、幼いアキトにギアスをかける時に、「狂ったこんな世界で、無垢なアキトが苦しむのに、俺は耐えられない」というシーンと、ポプラ並木をアキトをおんぶして歩く子供の時のシンと幼いアキト。その時「お兄ちゃん、大好き」というシーンが、何度見ても涙が出ます。

そして、極めつけ。
シンを心から愛したジャンの行動。
シンに心臓を貫かれて、幸せそうに微笑むジャンの顔。
愛する人に手をかけられ、間違って歪んでしまったシンを自らの手にかけて、永遠のものにできたジャンは、なんて幸せな死を迎えられた人なんだろう。
愛する人のため、世界の人のために命を使える人は、やっぱり尊いと思う。
そして、それを受け止めたシン。
もう、ただただ涙が溢れました。

そこにあるのは愛なんだもん。
先に書いた、シンが母やアキトを思う気持ちも同じ、愛だから。
このシーンって、完全にゼロレクイエムと重なる。
ルルーシュも同じように、胸を貫かれて幸せそうにスザクに微笑んでいた。
ゼロレクイエムをやり切ったスザクとルルーシュの間にあったものも、愛だったんだって確信できた、というか、再確認できた気がする。

シンを止めるのは、やっぱり主人公のアキトなのかな?でも、ほんとうの兄を殺すとかやっぱり後味悪いし、いやだなぁ…と思っていたところに、まさかの第三者のジャンが登場で、ジャンがシンを止めてくれたところで、ものすごく納得できる展開で収まってくれて、変な意味で安心し、監督の力量にも感動しました。
この、ある意味、少女漫画的なロマンチックな美しい展開は、やっぱり赤根監督なんだと思った!!

7.これってどういうこと?? 伏線回収の考察

結局、シンにギアスを与えたのは、誰だったんだろう??

ギアス髑髏の声が、シン父と同じ山寺宏一さんだと気づいて、もしかして、シン父がギアス保持者だったの?と思ってしまった。
あるいは、シン父は、ギアス髑髏を崇めるギアス教団とはまた違う、ギアス教団のような組織を作っていて、そこの教祖やっていた。
そして、父を殺したシンは、信仰対象物のギアス髑髏からギアスを与えられたのかなとか??
勝手に妄想してしまいました。
一緒に映画を観た友達から、ギアスって宗教みたいに何々派ってあったんじゃない?って言われて、妙に納得できそうな気がした。

シンのギアスは、時空の管理者に「歪んだギアス」って言われてたよね。
ギアスって、C.C.の流れとV.V.の流れの二つだと思っていたけど、実は、同じような派閥が何個も何個もある(あった)のかもしれない。
おかしな歪んだ集団もひとつやふたつ、いや、たくさんあったのかもしれない。
R2で残っていたのは、C.C.とV.V.の2派閥!?
R2では、ルルーシュが、シャーリー死亡の一件で、ギアス保持者を全滅させたって展開だったと思うんだけど、本当にルルーシュは、ギアス保持者を全滅したんだろうか??
ちょっと疑ってしまう。
レイラは、この先もきっと生きていると思うので、レイラみたいな中途半端なギアス保持者は、カウントされなかったってことなんだろうか?

ギアス髑髏をささげる天使と優しい顔をした少女の絵とは?

そもそも、この絵自体が怪しい。ギアスに別派閥というか別宗教みたいなものがあるっていう証拠にもなりそう。
ここに描かれているギアス髑髏は、永遠に生きているのだろうか??
それじゃあ、今どうしてるんだよ~~!
また違う、コードギアスシリーズが始まりそうで、ドキドキしちゃうよー!!

この絵の中の少女の優しげな表情が好きですと言った、アキトくんの顔が私は大好きだよ!!

時空の管理者って一体、何なの?

時空の管理者とは、「意識の集合体」って、言うてはりましたね、あの綺麗なおねえさん。
それって、いわゆるCの世界にいたやつ??
あの木星みたいなのに向かって伸びていった黄金の人々みたいな??
いや、あれは、「無意識の集合体」だったか。
それに対する「意識の集合体」とやらを、アキトの世界では、綺麗なおねえさんの姿で描いてみました!ってことで、私は勝手に納得しました(笑)

スマイラス将軍と時空の管理者の関係とは?

この人たち、一体どういう関係なの!? どこで知り合ったんだよ!?(笑)
不思議に思って、第3章あたりまでさかのぼってみた。
「お前が、この世界の王の座に就くことに関心はない」
「お前は一度、我々をたばかった。その償いはしてもらわないといけない」
「拒否すれば…」
という時空の管理者の言葉から勝手に考察。

もしかして、時空の管理者は、王の器として、レイラの父を見つけていたのかもしれない。
それをスマイラス将軍が、汚い手を使って、将来自分が王になりたいために、レイラの父を殺してしまった。
それが、たばかった理由なのかな!????

誰が王になってもいいけど、人として間違ったこと過ぎたことをしているのは、時空の管理者からしたら、ちょっと許せないとか?
だから、シンを殺せと命令したのでしょうか?
一切、介入しないとか言って、人の手を使ってシンを殺そうとする、時空の管理者さんこわいよ。
いや、シンは、時空の管理者でもやばいと思ってるくらい、世界をつぶす勢いの特別なあかん存在なのかもしれないけど。

そして、シンを殺せなかったスマイラス将軍は、制裁を受けて、やっぱり死んでしまった。

しかし、ほんとこの人たち、どこで出会ったの!?
このへんは、監督に伺いたいところです。

でもって、ルルーシュは、時空の管理者さんに出会ってたのかな~?

何故、アキトにはシンのギアスが効かなかった?

ただ単純に、当時3歳児のアキトには、死の概念がなかったからでしょうか?
ルルーシュ1期で、ユフィと一緒に島で食材探してたルルーシュが、動物にギアスをかけなかった、というかかからなかった、という理由は、動物には自殺や死の概念がないからだと、私は勝手に解釈しているのですが…。
なので、自殺や死の概念がまだないアキトには、シンのギアスがかからなかったんじゃないかな?と。
ちなみに自殺の概念が出てくると言われているのは、昔調べたんだけど、小学校2年生の6~7歳あたりかららしい。

このへんどうなんだろう?
アキトがいった「一度死んでいる」の意味も、シンに死ねって言われたから精神的に死んでいるって言ってるのか、本当に一度死んでしまって、生き返ったのか????



ぱっと思いついただけでも、これだけ謎を残して終わってしまった亡国のアキト…。
もっと考えたら、いろいろ疑問点が出てきそう。
今から、ぴあなど公式のネタバレ本を読んできますー。
勘違いしてることとか出てきそう。
また気づいたら、書きたいと思います。

最後に。
これほどの大作を、長期にわたって作り上げてくださった制作者様には感謝の気持ちでいっぱいです!!!!
完結までひとつの作品を作り上げるのが、どれほど大変か。どれほど素晴らしいことか。
それは、制作者様やファンの夢であって、歴史でもあると思いました!!

長文、最後まで読んでくださって、ありがとうございました!!!

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